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自社開発商品エコサラサ洗浄メカニズム
主成分:グリコール溶液の働きについて
洗浄とは望ましくない物質を表面から除去することです。
汚れの付着力は非常に強力な共有結合から比較的弱い
ファンデワールス相互作用まで様々です。
洗浄を行うには、この付着力以上のエネルギーを
加える必要があります。
洗浄のメカニズムとしては、溶解・置換と分散
化学反応、機械的剥離などがあります。
汚れは液体の汚れと個体の汚れに分類されますが
最も一般的な液体の汚れは油脂によるものです。
個体の汚れについては0.5ミクロンを超える
大きさの場合は通常、油性の汚れとの毛管現象に
よって固着しています。
従って油性汚れを洗浄すると個体の汚れも取れます。
図1:汚れの剥離図


界面活性剤の分子量

エコ・サラサは分子量が小さい
図2:水溶液中のグリコールエーテルによる
表面張力の低減効果(25℃)

以上のように、汚れ除去の溶解メカニズムからも
溶解力が重要であることが説明できます。
また、汚れに浸透除去し、さらに分散させるため
には表面張力の低さが不可欠です。
グリコールエーテルは界面活性剤に比べ
分子量が小さいためこれを含んだ
「エコ・サラサ」は従来の界面活性剤のみ
を含んだ配合物よりも動的表面張力が低くなります。
動的表面張力が低いほど、液体と汚れとの間の
界面形成が早く起こります。
グリコールエーテルは、疎水性の油分や汚れと
水を相溶化するカップリング剤としても働き
汚れを引き出したあと再付着する事を防止します。
衛生管理の意識が求められる時代にあった製品です。
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